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発達障害の「トリセツ」の提示にはリスクがあることを理解しましょう

最近話題になっている発達障害トリセツ

何種類か作られているようですが、多くは某公共放送さんの作ったもののことを指すようです。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/pdf/my-torisetsu.pdf

最初の文から引用させていただきます。


このトリセツは、発達障害のある方ご本人や保護者の方が、
ご自身やお子さんの特性と困りごとについて周囲に説明し、職場や学校などで
できる具体的な対策について相談するためのものです。

発達障害といっても、一人ひとりの特性や困りごとはさまざま。
自分に合った対策を見つけたり、周りの人に理解してもらうことが、
今よりも過ごしやすい環境づくりにつながります。

このトリセツを元に、職場や学校での対策について、周りの人と一緒に考えてみてください。



このトリセツ、初めの文に書かれているように
相談するための材料として使ってね、というのが趣旨のようです。


ただ…
正直な話、これをいきなり渡されて上手く対応できるのは
療育関係者位のものなのでは?と疑問が付きまといます。


しかも「発達障害」と「取扱説明書」という言葉からは
「障害にうまいこと配慮してほしい」というイメージが強すぎると思います。

そして何より問題なのが、職場で使うことすら想定しているということ。

はっきり言いますが、リスクが高すぎます。

現実的な話をしますね。

労務問題法務士ナビ様より一部引用
https://roudou-pro.com/columns/82/#toc_anchor-1-2-1

病気によって業務が耐えられない状態になった場合、
普通解雇として解雇が認められる可能性があります。

ただ、この場合就業規則にその旨を記載していなければなりません。
ほとんどの会社で解雇事由に『精神又は身体の障害により業務に耐えられないとき』と
いうような内容が書かれているかと思います。


つまり発達障害を公言することは、「業務に耐えられない」と判断される危険性があります。

もちろん即解雇となるわけではなく業務量の削減や配置転換とかになる可能性もあり、
そこは会社のさじ加減と言えます。

要はめちゃくちゃギャンブルです。


少なくとも、就業規則は隅から隅まで読み、かつ障害者についての過去の事例があるかなど
万全の対策をしたうえで臨むべきです。

軽々にやることは全くお勧めできないと言えます。

精神病・障害に関する社会の風当たりは本当に厳しいです。

トリセツという形ではなく、口頭か短い文書であくまでお願いという形をとった方が
よほど理解は得られると思います。

私も上司に「事務職は向いてなくて、他職種に変えてもらえないでしょうか」と
お願いし通ったことがあります

あの時の上司には本当に感謝しています。


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